越境ECの革新的なソリューション 株式会社ACD
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株式会社ACD(代表取締役:古居 弘道、本社:東京都港区、以下「ACD」)は、福岡県が中国に向けて県内酒造会社の日本酒や焼酎などを発信するオンライン展示会を企画・運営し、20,000本以上のオーダーの要望があり、結果として10,000本超の成約となりました。オンライン展示会は、コロナ禍で県産品の海外発信を目指す福岡県が全国で初めて企画し、中国人バイヤーが集まった中国杭州市の会場と福岡県内とをオンラインで結んで行われました。3日間にわたって開催され、酒卸や大手スーパーのバイヤー、飲食店関係者など延べ約60人が参加した会場にむけて、福岡県内3つの酒造会社の商品をPRしました。
オンライン展示会では、「純米大吟醸 神郡宗像」「焙煎麦焼酎 金太郎」「博多練酒」など、福岡県の酒造会社で製造された酒が紹介されました。中国の会場で参加したバイヤーからは味の評価に加えて、価格や生産量など具体的な取引に関する質問も多数挙がり、3つの酒造会社合わせて10,000本を超える取引が成約しました。小規模で運営している酒造会社様で中国からの想定以上のオーダー数に生産が間に合わないという事で断念せざるを得ない状況もございましたが、中国人の日本酒に対する強い関心を知る事の出来る機会となりました。
【実施概要】
開催日時:2023年2月16日、17日、24日
開催場所:中国杭州市と福岡県内をオンラインで結んで開催
参加者:酒卸や大手スーパーのバイヤー、飲食店関係者など延べ61人
【参加酒蔵】
若竹屋酒造場(福岡県久留米市田主丸町田主丸706)
勝屋酒造(福岡県宗像市赤間4丁目1-10)
西吉田酒造(福岡県筑後市大字和泉612番地)
【企画プロデューサー 松本 舜太(株式会社ACD) コメント】
日本の伝統技術で作られたお酒は、味への高い評価とともに、高級志向の消費者に好まれていましたが、近年、すっきりと飲みやすいことなどから若い世代での消費も増えています。財務省が発表した2021年の貿易統計では、日本酒の輸出先として、中国が金額ベースで初めて国別1位になっています。今回の展示会でも、バイヤーからはお酒を飲む具体的なシュチュエーションを想定した質問が多く、中国の人々の生活を演出するアイテムとして日本のお酒が認知されていることを改めて実感しました。今、インバウンドの需要の回復とともに、中国国内における“日本熱”も再び高まっています。この“商機”を逃すことなく、日本の伝統と新たなトレンドを中国、そして世界へと発信するお手伝いができればと思います。